未来の都市をデザインするワークショップ 空飛ぶクルマ離発着場編にスポンサーとして支援

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有志団体Dream Onとは?

空飛ぶクルマを開発し、日本初有人デモ飛行を実現した有志の団体です。2021年以降は、空飛ぶクルマの機体開発機能をSkyDrive社に移管した上で、0→1を生み出した経験を活かし、現在は次世代イノベーター育成を行っています。発足時から有志のメンバーが業務外で集まって始めた活動であり、現在も様々な企業や組織に勤める人、大学生などが週末に集まり、自主的に活動を行っています。

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2021年~2023年に活躍したDream Onショールーム ※現在は閉館

FLEX Park Tokyoでは、空間デザイン業務として、企画、デザイン、施工をサポート

株式会社ムラヤマはDream On様の0→1の発想づくりから未来人材を育成し、共に心が躍る未来を創っていく取り組みに共感し、空間デザイン分野でスポンサーとして活動をサポートをしております。

FLEX Park Tokyoのプロジェクトストーリーは下記URLからご覧ください。
一足先に、夢の未来へ。「FLEX Park Tokyo」

未来共創プログラム「FLEX Park」が始動!

FLEX Parkとは有志団体Dream Onが主催する、2024年の8月から11月にかけて、愛知県の高校生を対象に「未来の都市をデザインしよう!空飛ぶクルマの離発着ポート編」というテーマで行う、次世代イノベーター育成プログラムです。

プログラムは大きく3つの構成に分かれています。

①ワークショップ(8月) ※本記事のメイントピック

高校生が空飛ぶクルマの離発着ポートについてアイデアを出し、簡易的な模型を作って競い合う2日間に渡るワークショップです。2日目の最後に、Dream On、協力企業、参加者による審査を行い、優勝チームを決定します。

②プロトタイピング(9〜10月)

ワークショップで優勝したチームは、Dream Onおよび協力企業と共に、LEGO®️や廃材を使って本格的な模型制作を行います。Dream Onの活動拠点や、協力企業の豊田市にあるスタジオを使用し、大型イベントの展示に資する模型として仕上げていきます。

③ラリージャパンでの展示(11月)

11月に豊田市で行われるラリージャパンにおいて、制作した模型を展示し、プレゼンテーションを行います。目的は、自分で未来を切り拓く力を身につけること、そして社会からの反響を通じ「自分でも未来を創れるんだ」という自信と実感を得てもらうことです。

このプログラムの特徴はアイデアの発表で終わることなく、実際にアイデアを形にすることです。優勝した1チームがプロトタイプを作成し、11月に世界の舞台 ラリージャパンで実際にプロトタイプを展示をいたします。

具体的なワークショップ概要については、Dream Onのnoteをご覧ください。

Dream Onのnoteへ

空間デザインの知見を活かしたサポート

ワークショップは8月17日(土)、18日(日)の2日間、豊田市博物館にて行いました。2024年4月にオープンした新しい施設で、木がほのかに香る空間です。今回ムラヤマは、会場のレイアウト提案および一部サインツールのデザインをサポートいたしました。

ワークショップに参加する高校生の心理的安全性を高めるために

Dream Onさんのワークショップと豊田市さんとの共催イベントである空飛ぶクルマのVRシミュレーター体験会が1つのホール内で同時開催されておりました。2つのエリアは区別しつつも、完全に空間として独立させたくないDream Onさんの思いがありました。 会場のホワイトボードを使い、大まかなエリア分けをすることで、お互いのインタラクションが生まれる空間を提案しレイアウトに活かしました。

静かすぎると逆に集中できない?

勉強や仕事中に静かすぎて集中できないことはないでしょうか?人はある程度の環境音があった方が集中できると言われております。

そこで、思考を深めるワークショップ、実際に手を動かすレゴ®のワークショップを行う際に、参加者の集中力を上げ生産性を高めるために、環境音を導入しました。議論が深まりワークショップ1日目には、各チームユニークな離発着場のアイデアが会場で活発に議論がされていました。

無我夢中で取り組める体験づくりを

ワークショップを行う上で、当日の進行に並んで体験づくりも重要な要素だと私たちは考えます。当日の導線、周辺環境、施設の環境、会場のレイアウト、会場サイン、音、香りなど体験を構成する要素は多岐に渡ります。

さらに事前に起こりうる要素を洗い出し、検討を行い、課題を解決していくことも、参加する方のモチベーションの向上や関係者の負担軽減につながる重要な要素です。

ひとつひとつではなく、各所のノウハウやアイデアを結集させて磨くことで、そのイベントの目指す姿に見合った体験をデザインできると考えます。

ムラヤマ賞の授与

今回のワークショップで弊社が空間デザイン会社の目線でムラヤマ賞を授与いたしました。

離発着場の周辺環境や離発着場のみの機能的役割では無く、離発着場に楽しめる体験的付加価値を付けたことを高く評価いたしました。

受賞チームの皆様おめでとうございます。

ムラヤマ賞受賞「あくてぃぶ」の作品

家族で街中の離発着場(写真左)から雪山のスキー場(写真右)に行くという設定
街中の離発着場は緑豊かな環境で、子供が遊べるブランコや、くつろげるソファもあったりと、家族で楽しめる離発着場だけに留まらない空間の複合的な発想が素晴らしい。
スキー場のある、雪に覆われた環境の離発着場。氷を思い起こさせるデザイン性と未来のモビリティを感じさせる船やイルカで離発着場を楽しみながら結ぶアイデアがとても楽しそうです。

受賞式の様子

当社コーポレート本部 部長 柴田(写真左)よりムラヤマ賞の授与

ラリージャパンで展示に向けて

優勝チーム「ははけは」の作品

ソーラーパネルや屋上緑化されたサステナビリティ要素やベンチや快適に待ち時間を過ごすためのホスピタリティに配慮し、利用者目線の細かな配慮がされた空飛ぶクルマの離発着場が高く評価されました。

優勝チームは11月に開催されるラリージャパンでの展示に向け、Dream Onおよび協力企業と共に、本格的な模型制作に挑みます。ムラヤマは空間デザイン・展示のプロとして引き続き協力をさせていただきます。

詳細は、Dream On HPおよびDream Onの公式SNSをご覧ください。

今後も高校生たちの活躍にご期待ください。

社内イベントの作り方

日常業務が忙しいのに突然やってくる社内イベント企画。
ムラヤマでは、企画段階から会場選定、お礼状発送までワンストップでフルサポート。来場者の満足度や企業イメージを高めるとともに、社員のみなさん自身も「やってよかった」と思えるイベントを実現します。

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デザイナー:寺田忠勝

アカウント:野村慶太

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