アーティストの想いを具現化する空間設計

展示会 鈴木マサルのテキスタイル展 色と柄を、すべての人に。 

テキスタイルデザイナー鈴木マサル氏の過去最大規模の展覧会。新作のテキスタイルや各種アイテムを一挙展示し、ダイナミックで鮮やかな色柄の世界を体験することができます。

お客様の課題

コロナ禍で様々な制限がある中で、「気持ちが晴れるような色彩の世界を多くの人に届けたい」という鈴木マサル氏の想いから展覧会の企画がスタート。設計・施工を通じて、その独特の世界観を具現化することが求められました。

ムラヤマの提案

鈴木マサル氏が作成した模型をベースに、作品や展示をシームレスにつなぐためのプランや演出を提案したほか、模型と実物のギャップを埋めるための3D検証なども実施。ともにアイデアを出し合いいくつもの工夫を重ねて、鈴木氏の作品世界を体感できる空間をつくりあげました。

エントランスの大判テキスタイルは、この展覧会のためにデザインされたもの。
色柄にあふれた世界へと深く迷い込むと、その先には120本もの傘が浮かぶ美しい景色が広がります。
傘のピッチや高さを3D検証しながら、立体的に広がるように設計しました。
展示も会場も、すべてが鈴木マサル氏の作品。空間全体から色と柄のエネルギーが伝わってきます。
鈴木マサル氏が作成した模型を囲み、展示のイメージや構成を検討。実際の見え方やバランスを整えながら、鈴木氏のイメージを具現化していきました。
幅8m×高さ4.3mの大判タペストリーや120本の傘、手書きの原画などを、現場で微調整しながら一つずつ丁寧に手作業で取り付けていきました。(ムラヤマ撮影)

件  名: 鈴木マサルのテキスタイル展 色と柄を、すべての人に。
事 業 主 : 株式会社東京ドーム
業  種: 企画展
業務範囲: 設計・施工
場  所: 東京都( 東京ドームシティ Gallery AaMo)
オープン: 2021年4月(新型コロナウイルス感染拡大防止対策により開催中止)
写真撮影: スタイリズム 三嶋義秀
動画撮影: 大木大輔
 
PROJECT MEMBER
アカウントマネージャー: 松井知子
デザインアーキテクト : 峯岸愛 平岡美鈴
テクニカルディレクター: 佐瀬一希 佐々木涼雅

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