地域交流を育む駅舎づくり

その他 富士急行線上大月駅新駅舎デザイン 

富士急行線「上大月駅(山梨県)」の駅舎リニューアル 

お客様の課題

近隣にある都留高校の最寄り駅として作られ、多くの生徒に親しまれてきた経緯から、同校との共同企画として駅舎リニューアル計画が始動。美術部の生徒によるデザインをベースにするなど、産学共同のプロジェクトとして取り組むことが求められました。

ムラヤマの提案

都留高校の校章の由来でもある若鶴を学生になぞらえ上大月駅から世界に羽ばたいて行くことを祈願し、駅舎デザインのコンセプトを「若鶴を育む温かな巣」としました。生徒のアイデアや市や駅との交流を育むアイデアを盛り込み新しい駅舎をつくりあげました。

都留高校の生徒による駅舎のアイディアスケッチ。
「若鶴を育む温かな巣」をイメージさせる外観デザイン。時計がある駅舎は生徒が企画したもの。
駅舎内の掲示スペース。卒業式など特別な日には生徒へのメッセージが掲示されます。
駅舎の各所に描かれた校章の折り鶴マークが、駅と生徒たちとの結びつきを印象付けます。
温かみのある木と暖色の照明は卒業した生徒がまた訪れたくなる場になるようにデザインしました。
「都留高校前」という副駅名は生徒の提案によるもの。行灯型のサインでノスタルジックな雰囲気に。

CREDIT

件  名: 富士急行線上大月駅新駅舎デザイン
事 業 主 : 富士急行株式会社
業  種: 公共施設
業務範囲: 企画・デザイン・グラフィックデザイン
場  所: 山梨県
竣  工: 2021年3月
写真撮影: ムラヤマ
 
PROJECT MEMBER
アカウントマネージャー: 西牟田雄三 清水智子
デザイナー      : ムラヤマ
テクニカルディレクター: 関川晴行

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