今年の夏休みのご予定はいかがでしょうか。
これから計画をたてようとしている人も多いのではないのかなと思います。私もそのうちの1人です。
そこで、夏休みのヒントになればと思い、2024年度の「感動体験支援施策」を活用した社員の中で人気だった行き先を3つご紹介します。
どんな場所に足を運び、どんな心の変化があったのか。社員の体験レポートから人気だった行き先でどんな感動体験を経験してきたのか、編集部なりにまとめました。
今年の夏休みのご予定はいかがでしょうか。
これから計画をたてようとしている人も多いのではないのかなと思います。私もそのうちの1人です。
そこで、夏休みのヒントになればと思い、2024年度の「感動体験支援施策」を活用した社員の中で人気だった行き先を3つご紹介します。
どんな場所に足を運び、どんな心の変化があったのか。社員の体験レポートから人気だった行き先でどんな感動体験を経験してきたのか、編集部なりにまとめました。
展示会やイベント、教育・文化施設、国際プロジェクトまで……ムラヤマは人の心を動かす空間づくりを幅広く手掛けています。そんな私たちの仕事にとって「感動体験支援施策」は人の心を動かす感性を磨く大切なきっかけになっています。このコラムでは、ムラヤマの「感動体験支援施策」を通じた社員たちの体験談をご紹介します。
施策の詳しい内容については〈感動ノート page.00〉からどうぞ。
「感動体験支援施策」を通して訪れた場所で、社員はどんな場所に行って、どんな体験をしてきたのでしょうか?
特に人気だった行き先とそこで出会った感動体験の内容を社員の声と一緒にご紹介します!
ここ数年、アートホテルやコンセプトホテルといった個性豊かな宿泊施設が増加。
宿泊はもはや旅の”副産物”ではなく、その場所に泊まること自体が目的になるという価値観が広がっています。
社員の体験でも、宿泊そのものを目的にしたものが多く集まりました。
五感を刺激するような空間、地域性に根差した建築やアート、美しい自然や食との出会い。
“ただ泊まる”ではなく、その場所で過ごす時間そのものが感性を揺さぶる体験となっていたようです。
中には、自分が設計ディレクションを手掛けたホテルに宿泊し、「宿泊者視点での新たな気づき」が生まれたという声も。リゾートホテルでのアクティビティを通して、子どもの成長を感じ取ったり、レトロなホテルで昭和文化のおもてなしに触れたといった”発見”も印象的でした。
また、司馬遼太郎の作品をきっかけに、登場人物ゆかりの宿を訪れた社員からは、幕末の空気を感じながら歴史や文化に触れることができたという声もありました。
宿泊体験の中に、”癒し”や”楽しさ”だけでなく、学び・気づき・文化との出会いが宿っていたことが今回のレポートからもよく伝わってきます。
感性が大きく揺さぶられるスポットとして多くの社員に選ばれたのが、東京ディズニーリゾート。
ファンタジーな世界観に身を委ねることで、現実の時間から少しだけ離れ、”心を解放する感覚”が多くの感動を呼んでいたようです。
特に目立ったのは、子どもたちとの記念旅行。小学校の卒業祝いで訪れ、子どもが心から喜ぶ姿を見られたという声や、娘との初めてのディズニーで一緒に新しい発見を楽しんだという報告もありました。
親子で過ごす時間が”ただ楽しい”を超えて、思い出として深く刻まれていく様子が印象的でした。若い世代からは、イベントを「観る・食べる」の両方から楽しんだり、写真撮影を通して夢の世界の美しいディテールに気づいたという声も。
東京ディズニーリゾートの魅力はアトラクションだけではなく、その空間のすみずみにまで宿る”遊び心”にあるのかもしれません。ただのテーマパーク以上に、記憶に残る風景を刻んでくれる場所です。
非日常の中で得られる感動は、日常に戻った後も心の中に余韻として残り続けます。
日本人の”癒し”といえば、やはり温泉。今回の感動体験支援施策でも、歴史ある温泉地や湯めぐりを楽しんだ体験に深い満足と感動が寄せられました。
自然に囲まれた静かな環境で、効能豊かな湯に身をゆだねる時間。喧騒から離れて自分を”無にする”ことで、心も身体もじっくり整っていく……そんな体験が、日常のノイズを洗い流すような心のリセットにつながっていたようです。
中には、23種もの湯を巡り、サウナや露天風呂を存分に楽しみ、湯上りの1杯まで含めて癒されたと語る声も。他にも、湯けむりの立ち上る湯畑と雪化粧をまとった街並みを歩くひととき、歴史ある名湯とともに味わう地元グルメなど、温泉地ならではの美意識や風景にも心打たれた体験が多く寄せられました。
温泉は単なる疲労回復の場ではなく、「日常のノイズを洗い流す場所。」そんな”整う癒しの体験”としての温泉の魅力が、人気の理由なのかもしれません。
昨年の感動体験支援施策から、社員に人気の3つをご紹介しました。
印象的だったのは、どの体験にも共通して”ただ楽しむ”だけでなく、気づき・発見・成長・癒しなどといった、深い感情の動きがあったこと。
家族との関係が深まったり、自分の仕事や価値観にフィードバックがあったもの。あるいは静けさや景色の美しさに、自分自身の感覚が研ぎ澄まされたり……。非日常の体験は、日常の中では見落としがちな”心の変化”を気付かせてくれます。
この記事が、皆様の夏休みのヒントのきっかけになればうれしいです。
次回は、「ムラヤマ社員のテーマパークの歩き方」をテーマに綴っていきます。